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Bybit(バイビット)の手数料の全てを知りたい
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そもそもBybitの手数料は安いのか?
などと、気になる方はおられると思います。
手数料体系を知らないまま取引して、無駄な資金を取られるのは嫌ですよね。
このようなお悩みを抱えている方の為に、今回はBybitの手数料体系について説明した後に、個々の手数料についても深掘って行きたいと思います。
『Maker手数料』や『Taker手数料』などの言葉を知らない初心者の方も読める記事になっていますので、最後まで読んでいただけると幸いです。
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Bybit(バイビット)を今すぐ登録したい方は以下の記事から登録作業を進めよう!
Bybit(バイビット)の手数料種類
Bybitの手数料については現在6種類ありますので、下に記載しておきます。(2023年9月17日現在)
6種類の手数料
- 入金手数料
- 出金手数料
- マイニング手数料
- 資産調達料
- 取引手数料
- 両替・コンバート手数料
これらの手数料を順に説明していきます。
入金手数料
結論から言うと、Bybitの手数料は無料です。
取引所によっては手数料が有料の場合もあるので、気にせず取引を行うことが出来ます。
なお、Bybitでは入金の方法が4種類ありますが、入金手数料以外にクレカ手数料など別途かかる場合があります。
これに関して、主な入金方法を2つ説明したいと思います。
国内取引所から仮想通貨を送金
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これは、Bybitで一般的な方法と言えるでしょう。
何度も言いますが、『Bybit』側では手数料がかかりませんが、別の取引所の送金手数料がかかる可能性があります。
例えば『Coincheck』からBybitにビットコインを送金する場合には、0.0005BTC(約2000円)かかります。しかし、リップル(XRP)を送金した場合は、0.15XRP(約11円)で済みます。
そのため、Bybitにこの方法で入金する場合はリップル(XRP)で送金することをお勧めします。
日本円で購入する(クレジットカード)
Bybitは直接日本円を入金をすることはできませんが、クレジットカードで仮想通貨を入金することは可能です。
その為、実質的に日本円を入金する事は出来ると言うことです。
勿論クレジットカード払いですので、カード手数料がかかる点は注意が必要です。
クレジットカードごとで手数料率が異なりますので、以下にまとめます。下の表は日本人がクレジットカードで支払った場合の料率を示しています。(2023年9月18日現在)
カード種類 | 料率 |
Visa | 3.05% |
Mastercard | 2.70% |
JCB | 5% |
表のようにMastercardが一番安く、VISAに関しても比較的低い料率に設定されていることが分かります。
個人的には、1つ目の『国内取引所からBybitに送金』する方法をお勧めします。
国内取引所の口座開設をしていない方は、手間がかかるというデメリットもあります。国内取引所の登録が済んでいない方はこれを機に登録しましょう。
下のバナーをクリックして登録画面に飛びましょう。
出金手数料
結論、Bybitの出金手数料はかかります。仮想通貨ごとに手数料は異なりますので、下に表にまとめました。
仮想通貨名 | 出金手数料 |
ビットコイン(BTC) | 0.0005BTC |
イーサリアム(ETH) | 無料 |
リップル(XRP) | 0.25XRP |
ライトコイン(LTC) | 0.001LTC |
ステラルーメン(XLM) | 0.02XLM |
ベーシックアテンショントークン(BAT) | 15BAT |
この中ではイーサリアム(ETH)が無料で一番お得であることが分かります。
出金する際は、数回に分けて出金するのではなく、一度で出金するようにしましょう。
取引手数料
取引手数料とは、取引を約定する際に発生する手数料のことです。
Bybitの取引手数料は、取引の種類ごとに異なりますのでそれぞれ解説していきたいと思います。
その前に、基本的に取引をする際には『Maker手数料』と『Taker手数料』が発生するため、MakerとTakerの用語について説明します。
Maker
Makerとは、板取引において市場に流動性を提供する人のこと。
Taker
Takerとは、Makerとは反対に板取引において市場から流動性を排除する人のことを指す。
この言葉を初めて聞いた方は意味を読んでもまだよく分からないと思うので、もう少し掻い摘んで説明します。
メイカーは『指値注文』と関連が深く、一方テイカーは『成行注文』と関連が深いです。
メイカーは基本的に『板取引にない値段で買い注文または売り注文を出す』、つまり指値注文を行います。
その為、新しく提示した指値に対して、『その価格で買いたい・売りたい』というテイカーが現れるまで約定しません。
したがって、メイカーは市場に流動性を与え厚みを持たせると同時に、注文のマッチング機会をユーザーに提供する為、貴重な存在であるといえます。
貴重な存在であるため、取引所によってはMaker手数料がマイナスとなっている(つまり得をする)こともあります。
一方テイカーは、メイカーとは反対に『既に板取引にある値段で買い注文や売り注文を出す』、つまり成行注文を行います。
この場合は、すぐに約定する為市場から流動性を取り除くことを意味します。すなわち、注文のマッチング機会をユーザーから排除する存在であると言います。
したがって、市場から流動性を取り除いた代償として、Taker手数料はMaker手数料のようにマイナスの値になることはないと言えます。
基本的には、Maker手数料の方がTaker手数料よりも安い!
現物取引
Bybitの現物取引の手数料率は以下のとおりです。(VIPではない一般の会員の場合)
現物取引 | 料率 |
Maker手数料 | 0.1000% |
Taker手数料 | 0.1000% |
現物取引手数料の計算式
現物取引の手数料を求めるにあたっての計算式は、以下の通りです。
VIP会員の料率
一般会員の場合だと上記の表のような料率ですが、VIP会員になると料率の割引率が高くなっていきます。
例えば、VIPランクの中でも一番下のランクである『VIP1』はMaker手数料が0.0600%、Taker手数料が0.0400%に割り引かれます。
ただ、一番下のランクと言えどもVIPになるハードルは高いので、ほとんどの方は気にしなくてもいいでしょう。
念の為、VIP1になる為の情報を以下に記載しておきます。
VIP1の基準
資産残高が5万ドル以上 または 過去30日間の取引高が100万ドル以上
VIPはなかなかハードルが高いですね。。
デリバティブ取引
Bybitのデリバティブ取引の手数料は以下の通りです。
取引種類 | Taker手数料 | Maker手数料 |
USDT無期限取引 | 0.0550% | 0.0200% |
USDC無期限取引 | 0.0550% | 0.0200% |
インバース契約 | 0.0550% | 0.0200% |
オプション取引 | 0.0200% | 0.0200% |
上の表を見る限り、USDCオプションの取引方法以外はMaker手数料の方が安く済むといった特徴があります。
USDCオプション取引はMaker、Taker共に0.0200%の料率となっております。
また、基本的には現物取引よりもデリバティブ取引の方がMaker、Takerともに手数料が安く済む傾向にあります。
マイニング手数料
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『マイニング手数料』が分からない方のために、始めに意味を説明します。
マイニング手数料
取引をする際にマイナー(採掘者)に支払う手数料の事。
マイナーとは、仮想通貨の『マイニング』する人の事を言います。
仮想通貨は、ブロックチェーン技術を基盤にして成り立っています。
仮想通貨を送金したり、受け取ったりする際にはブロックチェーンに取引記録を残すための計算処理を行う人が必要です。
このマイニングをする人の事を仮想通貨業界ではマイナーと呼びます。
マイナーは送金処理には必要な存在ですので、マイナーには手数料を払う必要があります。
以上がマイナー手数料の説明です。
なお、Bybitではマイナー手数料が無料となっております。しかし前述したように、出金手数料が発生する事は覚えておきましょう。
資産調達料
まずは資産調達料について分からない方の為に、説明したいと思います。
資産調達料
ポジションを維持する為に必要となるスワップ手数料のこと。無期限のデリバティブ取引において徴収される(もしくは貰える)手数料の事。
資産調達料はメイカー・テイカー手数料とは別に徴収されます。料率は0.01%を基準として変動し、時には負の値になる事もあります。
金利になる事もあるし、手数料になる可能性もあるという事です。
また、買い(ロング)や売り(ショート)の2つの状況によって、手数料を払うのではなく貰える事もあるのが特徴です。
以下が、ポジション別の手数料を示した表です。
資金調達率 | 買い(ロング)の場合 | 売り(ショート)の場合 |
プラスの場合 | 手数料を支払う | 手数料を受け取る |
マイナスの場合 | 手数料を受け取る | 手数料を支払う |
資産調達料が発生するタイミング
資産調達料は、日本時間の午前1時と午前9時と午後5時の3回発生します。
この3つの時間帯で、ロングポジションとショートポジションの間で手数料の受け渡しが行われます。
資産調達料に関する公式
資産調達料の計算方法は、以下のとおりです。
上での『ポジション価格』とは、決済した時点でのポジション価格のことを表します。
ポジションとは広義に『仮想通貨を保有している状態』のことを指します。
ポジション価格の求め方は下記の通りです。
マーク価格とは、先物取引の際に発生する強制決済(ロスカット)や未実現損益の評価の基準となる価格です。ただし実現損益には影響しないと公式サイトでは記載されています。
先物取引を行う際は、市場の変動が大きくロスカットにあってしまうリスクが高いです。
しかし、マーク価格はこのような急な相場の変動に影響を受けにくいといった特性があります。
また、複数の主要取引所のインデックス価格を反映しており、ユーザーの強制決済のリスクを大幅に抑えることが可能になっています。
先ほど申し上げたようにマーク価格は強制決済の基準価格になっているので、マーク価格が強制決済の価格になった時にトレーダーの強制決済がされます。
資産調達率の確認方法
今回はスマホの画面で説明します。
▼以下の画面をご覧ください。①契約を選択してから、②取引をクリックすると、現在の資産調達料率を見れる画面に移ります。
下の情報だと資産調達料率は0.0093%であることが読み取れますね。
ちなみにこの場合は資産調達率がプラスなので、ロングポジションが手数料を支払い、ショートポジションが手数料を受け取ることになります。
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両替・コンバート手数料
![](https://aruh-nftblog.com/wp-content/uploads/2023/09/ec63b0efa3782db84377d0e71181fcad-2-1024x538.jpg)
両替手数料とは、保有している仮想通貨を別の仮想通貨に交換する際にかかる手数料の事です。
Bybitでは、この両替手数料は無料となっております。
しかし、コンバート手数料というものも存在します。
コンバート
コンバートとは、アカウント内にある余った少額仮想通貨を『BIT』に変換できる機能のこと。BITとは、Bybitが主導しているBitDAOで利用される仮想通貨のことである。BITを通じて、新興のDeFiプロジェクトなどに出資している。
コンバートでは、両替で変換出来ない少額資産をBITに変換できる点がメリットと言えるでしょう。
肝心な料率はというと、一律2%かかりますので注意が必要です。
したがって両替手数料は無料ですが、コンパート手数料は2%かかるという事は押さえておきましょう。
まとめ
![](https://aruh-nftblog.com/wp-content/uploads/2023/09/Bybit-11-1024x538.jpg)
今回の記事を通じて、Bybit初心者の方は『マイニング手数料』 『資産調達料』などの言葉を初めて聞いたこともいらっしゃったと思います。
今後本格的にBybitで取引を行うにあたって、『無駄な手数料を知らぬ間に取られてしまった...』なんて事がないように手数料体系を知っておくことは非常に重要であると思います。
今回の記事を見返して、今後の取引に役立ててくださいね。
まとめ
- Bybitの手数料は主に6種類ある。(入金手数料、出金手数料、資産調達料、マイニング手数料、取引手数料、両替手数料)
- 資産調達料は1日3回(0時、8時、16時)変更される。ポジションを持っている限りはこの手数料が徴収される。
- Maker手数料はTaker手数料よりも料率が低い。
- 出金手数料は仮想通貨ごとに異なるので要チェック。
- 入金する際は、『国内取引所から仮想通貨を送金』する方法が手数料を抑えられてお勧め。