
この記事を読んでいる方の中には、

BitLendingの特徴や、他のレンディングサービスと比較した強みを知りたい!

そもそもレンディングの仕組みがいまいち分からない...

BitLendingの評判を知らないと、自分の仮想通貨を預けるのは不安!
と思われている方が多くいらっしゃると思います。
BitLendingとは、暗号資産(例えば、ビットコインやUSDTなど)を貸し出すことによって、利率を得られるサービスの事です。
他のレンディングサービスには、『LINE BITMAX』や『GMOコイン』などがあります。
実際に、BitLending(ビットレンディング)をはじめとしたレンディングサービスは、仮想通貨取引所(コインチェックなど)では得られない高い利子を得る事ができ、『不労所得』を獲得できる可能性を秘めています。
また、2024年4月からは仮想通貨界では一大イベントと言われている『ビットコインの半減期』や米国資産運用大手の『ブラックロック』がETF(上場投資信託)の承認をするような話も出ています。
ビットコインの値上がりによる恩恵を受けつつ、レンディングによって長期保有する事によって貸与報酬を得られる仕組みですので、上手く運用すれば取引所でただ保有するよりも大きく利益を得られる可能性を秘めています。
しかし、サービスの安全性も知らずに預けるのは不安だと思いますので、評判を含めメリット・デメリットを説明して行きます。
そして、他サービスとの手数料や最低入金額、さらに貸与利率の観点で比較をした上で、実際にBitLendingでレンディングを行う方法について解説して行きたいと思います。
忖度なしの内容となっていますので、是非最後までご覧いただけると幸いです。
レンディングの特徴
レンディングについて、深く知らない方もいらっしゃると思うので説明しますね。
レンディングとは
日本語で『貸暗号資産』のことを指す。仮想通貨取引所などで保有している仮想通貨を一定期間貸し出すことによって、利ざやを得る手法のこと。
レンディングの一番の利点としては、特別なトレーダースキルを必要としない事です。
ビットコインを始めとした仮想通貨(暗号資産)はボラティリティが高く、短期的な市場売買だけでは値下がりのリスクが伴う問題点があります。そのため、どのタイミングで売買するのかを吟味するスキルが問われます。
一方、レンディングは長期の保有を前提としており取引所に仮想通貨を預けるだけなので、特別なスキルを必要としません。(勿論、長期保有して稼いだ利鞘よりも仮想通貨の損失の方が上回るリスクは付きまとうが)
さらに、預金利率に関しても『銀行預金金利』より遥かに高いといった特徴があります。

銀行金利(メガバンクなど)は現在0.001%だけど、BitLending(ビットレンディング)は最高利率が10%に設定されているよ!単純計算で利率はなんと1万倍だね!
勿論、仮想通貨は値動きが激しいので、一概にレンディングが優れているとは言えません。状況によって自ら判断する習慣をつける事が重要です。
ただ、ステーブルコインなどの法定通貨連動型のボラティリティが低い通貨に関しても、BitLendingでは利率が10%なので、低リスクで確実に増やしたい方には非常にお勧めです。
レンディングとステーキングとの違い
仮想通貨を扱っているユーザーにとっては、『レンディング』と『ステーキング』の違いが分からない方も多いと思いますので違いを説明します。
先ほど、レンディングの意味については説明したので、ステーキングの意味について話すと、
ステーキング
レンディングとは、暗号資産を保有することでブロックチェーンネットワークに参加する事によって利鞘を得る仕組みのこと。

え、レンディングと同じじゃない?
と思われる方もいるかもしれません。
ですが、少しこの2つには違いがあります。
レンディングは、『保有している仮想通貨を第三者に貸すことで報酬を得る仕組み』に対して、ステーキングは『保有してブロックチェーンネットワークに預ける』という点が大きな違いです。
レンディングとステーキングの詳細記事については、今後挙げていく予定ですので、お待ち下さい。
BitLending(ビットレンディング)の概要

BitLending(ビットレンディング)では上の画像のような形態をとっています。
ユーザーがBitLendingにビットコインを始めとした仮想通貨を一定期間預けることによって、その対価としてユーザーは利子込みの貸借料(元本はそのまま)を得る事が出来ます。
同時に、仮想通貨取引所などの仮想通貨を一時的に借りたいプラットフォームに対し、通貨を貸す事でその対価として貸借料を受け取る形態をとっています。
下の表でも説明していますが、BitLendingでは年間の利率を最大10%を得る事が出来ます。
この高い利率はレンディングサービスをメインとしているBitLendingだからこそ実現できるかもしれませんね。
仮想通貨取引所(例えば、Coincheck、Bitbank)でもこのレンディング機能はありますが、取引所よりも倍以上の利率を得られるのが強みであると言えるでしょう。
BitLending(ビットレンディング)のサービスの概要を表にまとめました。
サービス名称 | BitLending(ビットレンディング) |
サービス開始年月 | 2022年2月 |
運営会社 | 株式会社J-CAM(2020年5月) |
運営会社ホームページ | https://j-cam.co.jp/ |
公式サイト | https://bitlending.jp/ |
利率(貸与報酬) | ビットコイン(BTC)→8% イーサリアム(ETH)→8% テザー(USDT)→10% USDコイン(USDC)→10% ダイ(DAI)→10% |
最低貸与額 | ビットコイン(BTC)→0.01BTC イーサリアム(ETH)→0.1ETH USDT(TRC-20)→200USDT USDT(ERC-20)→200USDT USDC(TRC-20)→200USDC USDC(ERC-20)→200USDC ダイ(DAI)→200DAI |
最高貸与額 | 日本円で10億円 |
貸出期間 | 最低1ヶ月 |
資産の返還期間 | 請求から7営業日後 |
途中解約手数料 | 無料 |
BitLending(ビットレンディング)の特徴
ユーザにとって使いやすい画面

BitLendingは初めて使うユーザーにとっても使いやすいインターフェースを心がけています。
上の画面は、ログインをした直後に出る画面ですが、自分が今預けている金額が一目で分かる仕様になっております。
私は、現在5万5千円ほど貸与していますが、今後貸与額を徐々に増やしていく予定ですので、どれほど儲かったかの記事を定期的に記事に上げて行きたいと思います。
複利運用が可能

BitLendingでは複利運用が可能です。
つまり、預ける事で得た貸与報酬を、運用に回すことでさらに大きな利益を生むポテンシャルを秘めています。

BitLending(ビットレンディング)では月初に貸与報酬が入り、その分も自動的に元本に追加して運用してくれるよ!
出金手数料が高め
これはデメリットですが、BitLendingは出金手数料が高いと言えます。
暗号資産別の出金手数料をまとめると、以下の通りです。
仮想通貨名 | 出金手数料 |
ビットコイン(BTC) | 0.0005BTC |
イーサリアム(ETH) | 0.00625ETH |
USDT(TRC-20) | 1USDT |
USDT(ERC-20) | 35USDT |
USDC(TRC-20) | 1USDC |
USDC(ERC-20) | 35USDC |
DAI(ダイ) | 15DAI |
上の表のように、ビットコインは手数料が0.0005BTC(日本円で2700円ほど)します。
貸与報酬で得た利益よりも出金手数料が高くなったら元も子もないので、出金する際は気をつけるべきです。
ただ、安心すべきです。2023年8月16日からは年に4回出金手数料が無料で済むようになりました。
したがって、引き出す頻度が少ない方にとっては、手数料に関してはほぼ気にすることがないと言えるでしょう。
他サービスとの比較
BitLending(ビットレンディング)以外のサービスと、『利率』 『貸与期間』 『最低運用額』の3つの観点で比較して行きたいと思います。

以下のレンディングサービスを比較していくよ!
利率
利率を比較した表を作りましたので、ご確認ください。
サービス名 | 利率 |
BitLending(ビットレンディング) | 8〜10% |
Coincheck(コインチェック) | 1〜5% |
BITPOINT(ビットポイント) | 募集毎に決定 |
GMOコイン | 1〜10%(貸暗号資産ベーシック) 15%(貸暗号資産プレミアム) |
LINE BITMAX | 固定期間型→3〜12% 変動期間型→2〜3% |
利率としては、他のサービスと比較しても優勢と言えます。
GMOコインは、ベーシックで最大10%もなっていますが、BTC(ビットコイン)だと最大3%なので、主要通貨の利率はBitLendingが優勢かなと思います。
LINE BITMAXは利率が最大12%と高いですがビットコインに絞ると3%ですので、やはりBitLendingが優勢です。
従って、BitLendingはレンディングサービスをメインにしているだけあって、利率が高めである事が分かります。
最低貸与期間
まず最低貸与期間の定義を整理します。
最低貸与期間
ユーザーが暗号資産をプラットフォーム上に預けた場合、ロックされる期間の事。ロックされている間は出金する事が出来ない。
利率を比較した表を作りましたので、ご確認ください。
サービス名 | 貸与期間種類 |
BitLending(ビットレンディング) | 1ヶ月 |
Coincheck(コインチェック) | 14日 |
LINE BITMAX | 30日 |
BITPOINT(ビットポイント) | 募集毎に決定 |
GMOコイン | 30日(貸暗号資産ベーシック) |
基本的には最低貸与期間は1ヶ月とどのサービスも大きな差は無いと言えます。
コインチェックは14日と短期間の貸与が出来ますが、利率はそこまで高くありません。
利率はどのサービスでも、基本的に貸与期間(ロック期間)が長ければ高くなりますが、逆も然りです。
最低運用額
最低運用額
レンディングサービス上に預けられる最低金額の事。
この『最低運用額』が安い方がレンディングを初めて使うユーザーにとっては始めやすいと思います。
最低額の比較表を下に作りました。

今回は主要仮想通貨である『BTC(ビットコイン)』に絞って解説して比較していくよ!
サービス名 | 最低運用額(ビットコイン) |
BitLending(ビットレンディング) | 0.01BTC |
Coincheck(コインチェック) | 0.01BTC |
BITPOINT(ビットポイント) | - |
LINE BITMAX | 0.01BTC |
GMOコイン | 0.01BTC |
BTC(ビットコイン)に関しては、どのサービスも0.01BTCと差はついていない事が分かります。
0.01BTCは現時点(2023年11月8日)で日本円で53000円ほどとなります。
BitLending(ビットレンディング)の安全性
BitLendingは、『コインチェック』や『GMOコイン』などの大手取引所と比較して現状マイナーなプラットフォームなので、預けるのが不安だと思っている方もいらっしゃると思います。
実際にネットでも評判が少ないです。
BitLendingは冒頭でも申し上げたように、『株式株式会社J-CAM』が運営しているレンディングサービスです。
株式会社J-CAMは以下のような特徴のある企業です。
このように、若い企業でありながら、仮想通貨やブロックチェーンに関する情報は潤沢にあります。
特に『国内唯一の専門雑誌』を発刊している点は信頼出来る点であると考えています。
したがって、基本的に問題ないと筆者は考えています。
BitLending(ビットレンディング)の始め方
次にBitLendingで実際にレンディングをする方法について、説明します。
この1記事を見ればBitLendingを始められるようになっているので、ご安心ください。
当然、BitLendingにはプラットフォーム上に暗号資産がないといけませんので、まずは仮想通貨取引所から送金作業を行う必要があります。
今回はCoincheck(コインチェック)からBTC(ビットコイン)を送金する作業について解説して行きたいと思います。

まだ、Coincheck(コインチェック)の登録・入金作業が終わっていない人は、以下の記事で作業を進めることをお勧めするよ!
Coincheck(コインチェック)の登録
今回はコインチェックを使った説明ですが、他の取引所でも基本的な手順は同じですよ。
BitLending(ビットレンディング)のアカウント登録
次にアカウント登録をして行きましょう。
公式サイトには以下のボタンを押すと入ることが可能です。
ボタンを押すと、以下の画面が現れると思います。
▼画面の赤枠にある『お申し込みはこちら』を押しましょう。

▼次に、ご自身のメールアドレスを入力し『登録する』のボタンを押しましょう。
ボタンを押すと、メアド宛に1通のメールが届きます。メールを開くと必要事項の入力画面が現れますので、入力を済ませてください。
入力を済ませたら、本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカード等)と顔認証の作業を行います。

認証作業は、パソコンでやっていた方もQRコードを読み取って、スマホで行なってね!

本人確認の審査完了までは、最大3営業日を要すると書いてありますが、私は1日で済みました!
暗号資産の貸し出し申請
審査が完了したら、公式サイトに飛びましょう。
公式サイトに飛んだら、以下のような画面が現れると思いますので、右上の赤枠の『マイページ』を押してログインを行なってください。

ログインをしたら、以下の画面が現れるので『暗号資産を貸し出す』の緑ボタンを押しましょう。

次に申請をします。
今回はBTC(ビットコイン)の送金を想定していますので、試しに最低金額である『0.01』と打ってみましょう。
入力したら、下の『入力内容確認』の緑ボタンを押すと確認画面が出てくるので、確認が終わったら申請をします。
もっと貸与しても大丈夫な方は、自分で調整してください。

申請が終わったら、下の画面のように『貸出アドレス』が記載された申込明細が出力されます。
ステータスが『送金受付中』になっている事を確認したら、『アドレスをコピー』の青ボタンを押しましょう。

Coincheck(コインチェック)から送金する
この時点では、Coincheck(コインチェック)の口座の中に0.0105BTC(送金手数料0.0005BTC込み)以上のビットコインが入金されている必要があります。
まずは、Coincheckにログインし、『暗号資産の送金』の項目を選択しましょう。
すると以下のような画面が現れるはずです。
『送金先』の欄には先ほどコピーしたアドレスをペーストをしてください。
ここで、アドレスを間違ってしまうと着金がされないので、間違えないように注意してください。

必要な項目が入力し終わったら、もう一度確認して送金先アドレス登録の作業を終えましょう。
これで、一連の流れの説明を終了します。

BitLending(ビットレンディング)は着金が遅い(2時間くらいかかった)から焦らないで!待ってれば着金されるよ!
BitLending(ビットレンディング)はこんな方にお勧め
今までの考察から、BitLendingは以下の方に非常におすすめできるレンディングサービスと言えます。
まとめ
今回はBitLending(ビットレンディング)の概要について解説しました。
このサービスは、貸与利率が最大10%と非常に高いと同時に、ユーザーインタフェースにも強みがある為、レンディングを初めて行う方にもお勧めの取引所となっています。
序盤でも申し上げたように、2024年4月あたりに『ビットコインの半減期』があると言われており、価格が上昇する可能性が高いので、今のうちに最低額の0.01BTCでもBitLendingに預金しておきましょう!
この記事のポイント
- BitLending(ビットレンディング)とは、株式会社J-CAMが運営している2022年2月から始まったレンディングサービスの事。
- 最高利率は10%(BTC、ETHは8%)
- 預けられる仮想通貨は、『BTC(ビットコイン)』『ETH(イーサリアム)』『USDT』『USDC』『DAI(ダイ)』
- 出金手数料はやや高いが(BTCは日本円で約2700円)、2023年8月から年4回の出金が無料になった。